こんにちは、アルファード専門ガイドのヒロです。
アルファードのスマートキーが反応しにくくなって、「もしかして電池切れ?」と思ったことはありませんか?
いつもならドアハンドルに触れるだけで解錠できるのに、何度か操作しないと開かない。キーのボタンを押しても反応が鈍い。そんな症状が出ると、故障なのか電池交換だけで直るのか気になりますよね。
私も白い30系後期アルファードに乗っていますが、スマートキーの電池はこれまで何度も交換しています。安い電池を使っているせいなのかは分かりませんが、交換する機会が多く、今ではすっかり作業に慣れました。
ただ、慣れていても気をつけているのが、電池の型番、取り付ける向き、ケースを開けるときの力加減です。
アルファードは30系と40系で使用する電池が違います。また、反応が悪い原因が必ずしも電池切れとは限りません。
この記事では、トヨタの取扱説明書を踏まえながら、スマートキーの電池交換方法、交換後も反応しない場合の確認ポイント、デジタルキーとの違いまで分かりやすく紹介します。
アルファードのキー電池の型番
まず確認したいのが、スマートキーに使われている電池の種類です。アルファードは世代によって型番が異なるため、車名だけで電池を選ぶと間違える可能性があります。
30系アルファードはCR2032
2015年1月から2023年6月のモデルチェンジまで販売された30系アルファードの電子キーには、CR2032というコイン形リチウム電池が使用されています。
私が乗っている30系後期アルファードも、このCR2032が交換対象です。CR2032は家電量販店やホームセンターなどでも取り扱われている一般的な規格なので、比較的購入しやすいと思います。
電池には型番のほかに「3V」という電圧表示がありますが、同じ3Vだからといって別の型番を使ってよいわけではありません。大きさや厚みが違うと、端子が正しく接触しないことがあります。
また、30系にはパワーバックドアの装備によって形状が異なる電子キーがあります。電池の規格が同じでも、メカニカルキーの取り出し方や内部の構造が異なることがあるので注意してください。
購入前には、年式に対応した取扱説明書と、実際に装着されている電池の刻印を確認しておくと安心ですよ。
40系アルファードはCR2450
2023年6月に登場した40系アルファードでは、電子キーに使う電池がCR2450へ変更されています。
トヨタの公式FAQでは、現行アルファードの電池型番をCR2450、2015年から2023年の旧モデルをCR2032と案内しています。
| 対象モデル | 電池型番 | 電圧 |
|---|---|---|
| 30系アルファード | CR2032 | 3V |
| 40系アルファード | CR2450 | 3V |
この表は日本仕様の通常の電子キーについて、トヨタ公式情報をもとにまとめたものです。10系・20系や特殊な仕様については、一律に当てはめず個別の取扱説明書で確認してください。
CR2032とCR2450は、数字が似ていても互換品ではありません。30系用としてCR2450を買ったり、40系にCR2032を入れたりしないようにしましょう。
正確な型番や交換方法は、トヨタ公式FAQ「アルファードの電子キーの電池型式と交換方法」でも確認できます。
電池切れで起こる主な症状
スマートキーの電池が減ってくると、これまで当たり前にできていた操作がうまくいかなくなることがあります。
代表的なのは、キーのボタンを押しても反応しない、少し離れただけで施錠や解錠ができなくなる、ドアハンドルに触れても反応しない、といった症状です。
車両のメーター内に電池残量の低下を知らせるメッセージが表示される場合もあります。こうした表示が出たら、完全に電池が切れる前に交換しておきたいところですね。
ただし、反応が悪いからといって、必ず電池が原因とは限りません。電波の干渉、キー本体の不具合、車両側のバッテリーなど、別の原因も考えられます。
最初に確認したいこと
手元のスペアキーが正常に動くか試してみましょう。スペアキーでは問題なく動くなら、普段使っているキー側に原因がある可能性を考えられます。ただし、これだけで故障箇所を断定することはできません。
スマートキーの電池交換の準備
交換作業自体は複雑ではありませんが、小さな部品を扱います。準備をせずにカバーを開けようとすると、傷をつけたり内部の部品を傷めたりするおそれがあります。
必要な道具を確認しよう
スマートキーの電池交換で用意したいのは、車両に適合する新品の電池、マイナスドライバー、小さめのマイナスドライバー、柔らかい布です。
トヨタの取扱説明書でも、マイナスドライバーと小さいマイナスドライバーが交換用の道具として案内されています。
特に役立つのが柔らかい布。ドライバーの先端を保護することで、ケースに傷がつくリスクを減らせます。
作業場所は、明るくて平らなテーブルがおすすめです。小さな電池を落としても見つけやすく、落ち着いて交換できます。
また、交換前の状態をスマートフォンで撮影しておくのも便利です。電池の向きや部品の位置が分からなくなったときに見返せます。
交換前に気をつけたいこと
電池交換で最も注意したいのは、ケースを無理にこじ開けないことです。
スマートキーの内部には、電池だけでなく電子部品や金属製の電極があります。ドライバーを必要以上に奥へ入れると、これらの部品を傷つけるおそれがあります。
また、濡れた手での作業も避けましょう。内部に水分が入ると、金属部分がさびたり、電子部品に悪影響を与えたりする可能性があります。
小さな子どもがいる家庭は特に注意
コイン形リチウム電池は、誤って飲み込むと短時間で重い化学熱傷を引き起こす危険があります。新品だけでなく、取り外した古い電池も子どもの手の届かない場所で管理してください。誤飲した、または体内に入った疑いがある場合は、症状を待たず直ちに医療機関を受診してください。
電池の包装も、開封するまでは子どもが触れない場所に保管しましょう。交換が終わったら古い電池を机の上に置きっぱなしにせず、端子をテープで絶縁し、自治体などの指定する方法で処分してください。
キーケースは先に取り外す
スマートキーに保護ケースを装着している場合は、先に取り外しておくと作業しやすくなります。
特に、硬い樹脂製ケースや本体全体を覆うタイプは、メカニカルキーの取り出し口を隠していることがあります。
無理に外そうとすると、キー本体やケースに傷がつく場合もあるので、ケースの取り付け方法を確認してから作業しましょう。
シリコン製など柔らかいケースでも、強く引っ張りすぎると変形や破損につながることがあります。交換する機会が多いなら、簡単に脱着できるケースを選ぶのも一つの方法です。
30系アルファードの電池交換方法
ここからは30系アルファードのスマートキーを例に、交換の流れを確認します。私自身も何度も経験している作業ですが、特に慎重になるのはカバーを開けるところです。
メカニカルキーを取り出す
最初に、スマートキー本体に収納されているメカニカルキーを取り出します。
メカニカルキーとは、電池が切れたときにもドアの鍵穴で使用できる金属製の鍵のことです。
30系の場合、電子キーの種類によって解除ボタンを押すタイプと、解除レバーを動かすタイプがあります。解除部分を操作しながら、金属製のキーをゆっくり引き抜きましょう。
ボタンやレバーを操作しないまま無理に引っ張ると、固定部分を傷める可能性があります。

キーを取り出したら、カバーを外すための溝や切り欠きの位置を確認します。キーの形状が違う場合は、自分の年式に対応する取扱説明書の図を優先してください。
カバーを慎重に開ける
メカニカルキーを取り出したら、指定された溝に適切なサイズのマイナスドライバーを当てて、カバーを開きます。
このとき、ドライバーの先端には柔らかい布を巻いておくと安心です。
力任せに開ける必要はありません。カバーの合わせ目に沿って、少しずつ力を加えていくのがポイントです。
何度も交換している私でも、カバーを開ける瞬間は慎重になります。電池交換そのものより、この作業でケースを傷つけないことのほうが気になるくらいです。
もし途中で強い抵抗を感じたら、無理に続けず、差し込む場所や工具の大きさを確認してください。
カバーが外れないからといって、別の場所から金属工具を強引に差し込むのは避けましょう。
CR2032を新しい電池に交換
カバーを開けたら、内部のボタン電池を確認します。
キーの種類によっては、カバー側に電子部品の入った部分が付いてきて、電池がすぐに見えないことがあります。その場合は取扱説明書の図に従い、内部の部品を慎重に扱ってください。
古い電池を取り出すときは、周囲の電極を曲げないように注意します。取り出せたら、同じ型番の新品電池と交換しましょう。
30系の交換用CR2032は、原則としてプラス極が上になる向きで取り付けます。ただし、実際の電池ホルダーと取扱説明書の指定を必ず確認してください。

電池が正しく収まっていることを確認したら、取り外したときと逆の手順でケースを閉じます。
途中で浮いている部分がある場合は、無理に押し込まないでください。部品がずれていないか確認してから組み直しましょう。
交換後はキーの動作を確認
ケースを閉じたら、まずスマートキー本体のボタンを押し、表示灯が点灯するかを確認します。
そのあと、車の近くでドアの施錠と解錠を試してみましょう。スマートエントリー機能を利用している場合は、ドアハンドルに触れたときの反応も確認しておきたいところです。
パワースライドドアのリモコン操作に対応したキーなら、その機能が正常に動くかも確認できます。ただし、周囲に人や障害物がいない安全な場所で試してください。
電池を交換したあとは、基本的に元のキーをそのまま使用できます。通常の電池交換だけを理由に、毎回キーの登録作業をする必要はありません。
もし反応が戻らない場合は、何度もボタンを押すより、電池の向きやケースの組み付けを改めて確認することをおすすめします。
ヒロ40系アルファードの電池交換方法
40系も基本的な考え方は30系と似ていますが、使用する電池はCR2450です。キーの外観や内部の構造が異なるため、30系と全く同じ方法で分解しようとしないことが大切です。
40系のカバーの開け方
40系では、最初にロックを解除してメカニカルキーを抜き取ります。
次に、キー本体の指定された部分にマイナスドライバーを当て、カバーを外します。トヨタの取扱説明書でも、ドライバーの先端に布などを巻いて保護するよう案内されています。
ここで気をつけたいのは、見た目が似ているからといって、30系と同じ場所から開けようとしないことです。
電子キーは小さな樹脂部品で組み合わされているため、間違った位置に力を加えると、固定する部分が欠けるおそれがあります。
40系の正確なカバーの外し方は、トヨタ公式取扱説明書の電子キー電池交換ページで図を確認できます。リンク先はPHEV用なので、ガソリン車・HEVはそれぞれの車両用取扱説明書も確認してください。
CR2450の向きと取り付け
カバーを外したら、古いCR2450を慎重に取り出します。
40系のトヨタ公式取扱説明書では、新しい電池はプラス極を上にして取り付けるように案内されています。
プラス極は、通常、電池の型番などが刻印されている面です。ただし、刻印面だけを頼りにせず、プラス記号と電池ホルダーの指定を確認しましょう。
電池を取り出す際に、金属製の接点を無理に押し曲げないことも重要です。接点が変形すると、新しい電池を入れても正常に通電しないおそれがあります。
また、内部にほこりや異物が入った場合でも、電子部品を強くこすったり、濡れた布で拭いたりするのは避けてください。
交換が終わったら、部品の位置を確認してからカバーを閉じます。ケースがしっかり閉じない場合は、そのまま使わず販売店へ相談しましょう。
30系との違いを確認する
30系と40系の大きな違いは、電池の型番とキー本体の形状です。
30系はCR2032、40系はCR2450を使用するため、家族で異なる世代のアルファードを所有している場合などは、予備電池を間違えないようにしておきたいですね。
また、現行40系はデジタルキーに対応する仕様もありますが、スマートフォンをキーとして利用する機能と、物理的な電子キーの電池交換は別の話です。
デジタルキーを利用しているからといって、手元の電子キーに入っている電池が不要になるわけではありません。
私は、どの世代でもキー本体の電池を定期的に確認し、正常に使える状態を保つことが大切だと思います。
電池交換後も反応しない原因
新しい電池に交換したのに、ドアが開かない、エンジンがかからない。そんな場合は、原因を一つずつ確認しましょう。電池を交換しただけでは解決しないこともあります。
電池の向きや接触不良
まず確認したいのが、電池の型番と取り付け方向です。
CR2032とCR2450を間違えていないか、プラスとマイナスの向きが正しいか、電池が所定の位置まで収まっているかを確認してください。
取り付けるときに電池が斜めになっていたり、ケース内部の部品がずれていたりすると、正常に動かない場合があります。
また、新品として購入した電池でも、保管状態や製造時期などによって十分な電力が残っていない可能性はあります。
別の新品電池があれば確認できますが、何個も続けて交換して改善しないなら、それ以上の分解は控えたほうがよいでしょう。
特に、金属製の接点を自分で曲げたり、内部部品を削ったりするのはおすすめできません。キー本体を故障させる原因になります。
電波干渉やキーの保管場所
スマートキーは、車両と電波で通信しています。そのため、周囲の電波環境によって反応が悪くなることがあります。
例えば、スマートフォンやほかの電子機器と密着させている場合、電子機器の影響を受ける可能性があります。
また、キーを金属製のケースに収納していたり、電波を遮断する機能を持つキーケースを使っていたりすると、通信に影響する場合があります。
電波遮断ケースは盗難対策として使われることもありますが、収納した状態で通常のスマートキー操作ができなくなることがあります。
反応が悪いときは、いったんキーケースから取り出し、電子機器から離して操作してみましょう。
場所を変えると正常に動く場合は、周囲の環境が影響している可能性があります。ただし、それだけで原因を確定できるわけではありません。
車両のバッテリー上がり
スマートキーの電池を交換しても反応しない場合、車両側の12Vバッテリーが弱っている可能性も考えられます。
スマートキーの電池と、エンジンの始動や車両の電装品に使われる12Vバッテリーは、役割が全く違います。
スマートキーのボタンを押したときに表示灯は点灯するのに、車の室内灯やメーターが点灯しない場合などは、車両側の電源状態も確認したいところです。
ただし、ドアが開かない、エンジンが始動しないという症状だけでバッテリー上がりと断定することはできません。
私自身、アルファードのバッテリー上がりを経験したことがあります。キーの電池切れとは対応が異なるため、区別して考えることが大切ですね。
車両側のバッテリーについては、アルファードのバッテリー上がりの対処と交換費用で詳しく紹介しています。
故障が疑われるときの対処
新品の電池を正しく取り付けても反応が戻らない場合は、スマートキー本体や車両側のシステムに不具合が生じている可能性があります。
特に、キーを落としたあとから反応しない、水に濡らしてしまった、ケースが破損しているといった場合は注意が必要です。
また、スペアキーでも同じ症状が出るなら、キー本体以外の原因も考えられます。
このようなときは、無理に分解を繰り返すのではなく、トヨタ販売店で点検してもらうことをおすすめします。
相談するときは、いつから症状が出たのか、電池を交換したか、スペアキーではどうなるかを伝えると、状況を説明しやすくなりますよ。
キーの電池が切れたときの対処
外出先で突然スマートキーが反応しなくなると、焦りますよね。ただし、電子キーの電池が切れた場合でも、車種に応じた応急操作が用意されています。
メカニカルキーでドアを開ける
スマートキーの電池が切れてドアを解錠できない場合は、収納されているメカニカルキーを使用します。
まず電子キーから金属製のキーを取り出し、運転席ドアの鍵穴で解錠します。
鍵穴の位置や操作方法は年式によって異なることがあるため、取扱説明書を確認してください。
メカニカルキーでドアを開けた際、車両のセキュリティ設定によっては警報が作動することがあります。慌てず、取扱説明書に記載された手順で対処しましょう。
普段はスマートキーでしか解錠しない人も多いと思いますが、緊急時に備えてメカニカルキーの取り出し方を一度確認しておくと安心です。
エンジンを始動する応急操作
電子キーの電池が切れた場合でも、車両がキーを認識できれば、応急的にエンジンやハイブリッドシステムを始動できる場合があります。
例えば、40系ガソリン車の取扱説明書では、シフトレバーをPにし、ブレーキペダルを踏みながら電子キーをエンジンスイッチに触れさせる方法が案内されています。
キーが認識されたら、メーターの表示を確認し、指定された操作でエンジンを始動します。
ただし、30系と40系、ガソリン車とハイブリッド車では手順や表示が異なることがあります。


正確な操作は、トヨタ公式の電子キー電池切れ時の始動方法から確認できます。
応急対応後は早めに交換する
応急操作でエンジンを始動できたとしても、スマートキーの電池切れが解消したわけではありません。
次に車を使うときも同じ操作が必要になる可能性があるため、できるだけ早く新品の電池へ交換しましょう。
また、応急操作をしても始動しない場合は、12Vバッテリーの電力不足や車両側の故障など、別の原因が考えられます。
何度も始動操作を繰り返したり、自己判断で電装部品を分解したりするのは避けてください。
特にハイブリッド車では、駆動用の高電圧部品に触れないことが大切です。原因が分からない場合は、トヨタ販売店や対応可能なロードサービスに相談しましょう。
交換用電池とキーケースの選び方
スマートキーの電池は価格だけで選ぶ必要はありません。型番の一致、保管のしやすさ、購入する個数なども確認しておきたいポイントです。
30系に使うCR2032の選び方
30系アルファードの交換用電池を購入するなら、CR2032と明記されている製品を選びましょう。
私はこれまで安い電池を使って何度も交換していますが、交換頻度の原因が電池自体の品質なのか、使い方や保管状態なのかまでは分かりません。
価格の安さだけで寿命を判断せず、購入先や使用期限、保管状態も気にしておきたいところです。
例えば、以下のAmazonベーシックのCR2032は、複数個をまとめて購入したい場合の候補になります。
ただし、10個入りだからといって必ずお得とは限りません。使用期限内に使い切れそうか、家庭内にほかのCR2032対応機器があるかも考えて選びましょう。
予備電池を用意するなら、直射日光や高温多湿を避け、購入時の包装のまま安全な場所で保管することをおすすめします。
40系に使うCR2450の選び方
40系アルファードの場合は、CR2450を選びます。
CR2450はCR2032と違う規格なので、購入するときに商品名だけでなく、パッケージの型番を確認しておきましょう。
こちらのAmazonベーシックのCR2450は2個入りです。40系の電子キー用に電池を用意したい場合の候補になります。
ただし、予備を含めて複数個購入するときは、使用期限と保管方法にも注意が必要です。
電池は未使用でも保管条件によって状態が変わる可能性があります。使う予定のない電池を必要以上に買いだめするより、必要な数量を選ぶほうが無駄を減らせるかもしれません。
また、開封にハサミなどが必要な安全包装の商品は、説明に従って開封してください。電池を傷つけないようにし、開封後も子どもの誤飲防止を徹底しましょう。
アルファードのキーケース選び
スマートキーを傷や汚れから守りたいなら、専用のキーケースを検討するのもよいと思います。
アルファード用のキーケースには、シリコン製、革製、樹脂製など、さまざまなタイプがあります。
ただし、アルファード用と書かれていても、30系と40系で形状が異なる場合があります。また、同じ世代でもボタンの数や配置が違うため、車名だけで選ぶのは避けましょう。
特に確認したいのは、ケースを装着した状態でボタンを操作できるか、メカニカルキーを取り出せるか、電池交換の際に簡単に外せるかという点です。
金属製や電波遮断機能付きのケースでは、スマートキーの通信に影響する場合があります。商品説明を確認し、普段の使い方に合うものを選んでください。
キーケースは見た目も大切ですが、私なら交換作業のしやすさも重視します。何度も電池交換を経験していると、着脱の手間は意外と気になるものです。
スマートキーの傷や汚れを防ぎたい方は、レザー製のキーケースも選択肢になります。普段から持ち歩くものなので、見た目だけでなく、ボタンの押しやすさや着脱のしやすさも確認しておきたいですね。
こちらはアルファード向けの6ボタンタイプのキーケースです。ただし、30系・40系という表記だけで適合を判断せず、購入前にキーの形状やボタン配置が一致するか確認してください。
電池交換を販売店に頼むべき?
スマートキーの電池は自分で交換できる場合が多いものの、無理をしてまで自分で作業する必要はありません。
特に、カバーが固くて開かない、工具を持っていない、内部部品に触れるのが不安という場合は、トヨタ販売店に相談する方法もあります。
交換費用は、電池代のほかに作業料金がかかる場合があります。店舗によって対応や金額が異なるため、依頼前に確認しておきましょう。
自分で作業する場合も、工具の購入費や破損のリスクを考える必要があります。
何度も交換している私の場合は自分で対応することが多いですが、初めてで不安があるなら、販売店にお願いするのも十分ありだと思います。
アルファードのデジタルキーとの違い
40系アルファードでは、デジタルキーという言葉を見かけることも増えました。ただし、スマートキーとデジタルキーは同じものではありません。
スマートキーとデジタルキーの違い
スマートキーは、手元に持っている電子キー本体を使って車の施錠や解錠、エンジンの始動などを行う仕組みです。
一方、デジタルキーは、対応するスマートフォンを車のキーとして利用できるサービスです。対応車両やサービスの利用条件を満たしている場合に利用できます。
そのため、スマートキーのボタン電池と、デジタルキーを利用するスマートフォンのバッテリーは別物です。
スマートキーの電池を交換しても、スマートフォン側の充電不足やアプリの問題が解決するわけではありません。
また、デジタルキーはすべてのアルファードで使える機能ではありません。利用を検討している場合は、車両の装備、対応端末、サービスの利用条件を確認してください。
デジタルキーが使えないとき
デジタルキーが反応しない場合は、まずスマートフォンの充電状態や対応アプリの動作を確認しましょう。
スマートフォンの電池が切れている場合や、通信環境、アプリの設定などによって、デジタルキーが利用できなくなることがあります。
また、デジタルキーには通常の電子キーと機能の違いがあります。電子キーで利用できる一部の機能が、デジタルキーでは利用できないこともあるため、完全に同じものとして考えないほうがよいでしょう。
私としては、デジタルキーが便利でも、通常の電子キーを使える状態に保っておくことが大切だと考えています。
特に遠出するときや家族で車を使うときは、万が一の操作方法を事前に確認しておくと安心ですね。
サービスの詳しい条件は、トヨタ公式取扱説明書のデジタルキーの説明を参考にしてください。
アルファードのキー電池に関するFAQ
最後に、アルファードのスマートキーについて、電池交換前後によく気になる疑問をまとめました。
アルファードのキー電池FAQ
Q1. アルファードのキー電池は何年くらい持ちますか?
A. 使用頻度や保管場所、電池の状態によって変わるため、一律に何年持つとは言えません。私自身も何度も電池交換していますが、交換頻度だけで電池の品質を判断することはできません。ドアの反応が悪くなったり、電池残量の警告が表示されたりした場合は、早めに交換を検討してください。
Q2. 30系と40系で同じ電池を使えますか?
A. いいえ。30系アルファードの電子キーはCR2032、40系はCR2450が指定されています。どちらも3Vのコイン形リチウム電池ですが、規格が異なるため使い回しはできません。年式と取扱説明書を確認し、指定された型番を使用してください。
Q3. 電池交換後にキーの再登録は必要ですか?
A. 通常のスマートキー電池交換だけであれば、基本的にキーの再登録は必要ありません。正しい電池を取り付けたあと、施錠や解錠などの動作を確認してください。ただし、交換後も正常に動かない場合は、キーや車両側の不具合も考えられるため、トヨタ販売店に相談しましょう。
Q4. 電池が切れたらエンジンはかかりませんか?
A. 電子キーの電池が切れた場合でも、車両の状態によっては、電子キーをエンジンスイッチに触れさせるなどの応急操作で始動できることがあります。ただし、操作方法は世代や仕様によって異なります。必ず車両に対応した取扱説明書を確認し、始動できない場合は販売店などへ相談してください。
Q5. キーケースを付けると反応が悪くなりますか?
A. ケースの素材や構造によっては、電波通信に影響することがあります。特に金属製や電波遮断機能のある製品では注意が必要です。反応が悪くなった場合は、いったんケースを外して確認してみましょう。ケースを外しても改善しない場合は、電池やキー本体、車両側の状態も確認してください。
アルファードのキー電池交換まとめ
アルファードのスマートキーの電池交換は、正しい型番と交換方法を確認すれば、自分で対応できる場合が多い作業です。
今回のポイントをもう一度振り返りましょう。
- 30系アルファードの電子キーはCR2032を使用する
- 40系アルファードの電子キーはCR2450を使用する
- カバーを開けるときは工具の先端を布で保護する
- 電池の向きと内部の電極を確認して交換する
- 交換後も反応しなければ別の原因を疑う
- 子どもの電池誤飲を防ぐため保管と処分を徹底する
私も何度も電池交換していますが、慣れると必要以上に難しく感じなくなりました。ただし、慣れているからこそ、作業を雑にしないことが大切だと思っています。
また、電池を替えても正常に動かない場合は、無理に分解を繰り返さず、トヨタ販売店で点検してもらいましょう。
アルファードを安心して使い続けるためにも、スマートキーの反応が気になり始めたら、早めに確認しておくことをおすすめします。
なお、年式や装備によって操作方法が異なる場合があります。正確な情報はトヨタ公式の取扱説明書をご確認ください。原因が分からない場合や内部部品に異常がある場合は、最終的な判断を専門家に相談してください。












