こんにちは、アルファード専門ガイドのヒロです。
アルファードの3列目について、「普段から出しておくべき?」「収納すると荷室はどれくらい使いやすくなる?」「セカンドシートとの位置関係はどう考えればいい?」と迷うことがありますよね。
アルファードは車内が広いミニバンですが、3列目を使う人数によって、荷物を積めるスペースはかなり変わります。特に家族旅行やベビーカーを積むときは、単純に「アルファードだからたくさん積める」とは限りません。
私の家は子ども3人がまだチャイルドシートを使う時期なので、3列目も日常的に使っています。そのため、3列目の片側を座席として残し、反対側を跳ね上げて使うことが多いです。
この使い方なら乗車スペースと荷室を両立できますが、やはり3列目を両側収納した状態と比べると荷室は狭く感じます。
アルファードの3列目は「常に出す」「常に収納する」と決めるより、その日の人数と荷物に合わせて変えるのが一番使いやすいと感じています。
この記事では、30系後期アルファードを家族で使っている私の経験をもとに、3列目・二列目・荷室の使い分けを分かりやすく紹介します。
アルファードの3列目はどう使う?
アルファードの3列目は、大人数で乗れることだけがメリットではありません。必要なときだけ座席として使い、荷物が多い日は収納することで、車内の使いやすさがかなり変わります。
まずは3列目を「両側使用」「片側収納」「両側収納」に分けて考えてみましょう。
3列目を使うと荷室は狭くなる
アルファードは大型ミニバンですが、3列目を左右とも使った状態では、その後ろに残る荷室には限りがあります。
買い物袋や小さめのバッグなら問題ありませんが、大型スーツケース、ベビーカー、キャンプ用品などを複数積もうとすると、かなり工夫が必要になります。
つまり、「車内が広いこと」と「全員乗車した状態でも荷室が広いこと」は別なんですよね。
| 3列目の状態 | 乗車人数 | 荷室 | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|
| 左右とも使用 | 多人数向け | 小さめ | 送迎・近距離移動 |
| 片側だけ収納 | 家族利用向け | 中程度 | 買い物・ベビーカー |
| 左右とも収納 | 少人数向け | かなり広い | 旅行・大きな荷物 |
家族で使うなら片側収納がかなり便利です。座席を1つ残しながら、荷物を置ける床面を広げられます。
片側収納が使いやすい
私が普段よく使っているのが、3列目の片側だけを跳ね上げる方法です。
子ども3人を乗せる関係で3列目を完全になくすことはできません。それでも片側だけ収納すると、ベビーカーや大きめの荷物を縦方向に入れやすくなります。

3列目シートの片側を跳ね上げた荷室。シートを残したまま折りたたみ式ベビーカーを積載できます。
写真のように、片側を収納するだけでも床面をかなり使えるようになります。
もちろんベビーカーのサイズによって積み方は変わりますが、人を乗せるスペースを残しながら荷物を積めるのが、片側収納の大きなメリットです。
子どもの自転車や外遊び用品を積むときにも、この使い方が役立ちます。

30系アルファードの3列目シートを片側だけ跳ね上げた状態。座席を残しながら、子ども用自転車2台や外遊び用品を積載できます。
家族でアルファードを使うなら、「今日は何人乗るのか」と「何を積むのか」を先に考えてから3列目を動かすと使いやすいですよ。
2列目との組み合わせも重要
3列目だけで荷室の広さを考えるのではなく、セカンドシートの位置も一緒に考えるのがポイントです。
二列目を後ろへ下げれば、もちろん二列目に座る人は快適になります。ただ、その分だけ3列目や荷室側へ使える長さは減っていきます。
逆にセカンドシートを少し前へ動かせば、3列目に座る人のスペースや荷室側に余裕を持たせやすくなります。
特に家族旅行では、二列目だけを最大限広くするより、二列目・三列目・荷室の3カ所へ少しずつスペースを分けるほうが使いやすいことがあります。
アルファードはシートを大きく動かせるからこそ、「二列目はここ」と固定してしまうともったいないんですよね。
3列目を収納する基本
アルファードの3列目は、必要に応じて左右へ跳ね上げることで荷室を広げられます。ただし、世代や仕様によって操作方法や固定位置が異なるため、実車の取扱説明書を確認して操作してください。
跳ね上げると床面が広がる
3列目を収納する一番のメリットは、荷物を置ける床面を長く使えることです。
背もたれを倒すだけではシートそのものが荷室内に残りますが、アルファードではサードシートを側面側へ跳ね上げることで中央部分を荷物用に使えるようになります。
両側を収納すれば、スーツケース、アウトドア用品、大きな箱なども積みやすくなります。
一方で、跳ね上げたシート自体は左右に残ります。そのため、3列目を収納すれば荷室の横幅すべてが完全に空くわけではありません。
3列目を収納するときは必ず安全な場所に停車して操作してください。シートや固定ベルトが確実に固定されているかも走行前に確認しましょう。操作方法は年式・グレードで異なるため、正確な手順はトヨタ公式の取扱説明書をご確認ください。
片側だけ収納する方法も便利
3列目は左右両方を収納するだけでなく、必要に応じて片側だけを使う方法があります。
私のように5人家族で3列目も使う場合、この方法がかなり現実的です。
例えば、3列目に1人座り、もう片側を収納すれば、人を乗せながらベビーカーや大きなバッグを積めます。
逆に6人以上で乗る日は3列目を左右とも使い、荷物を小さくしたり床下収納を使ったりする必要が出てきます。
ここがアルファードの面白いところで、同じ車でもシート配置だけで使い勝手が大きく変わります。
戻すときは荷物に注意
収納した3列目を座席へ戻すときは、シートの下や可動部分に荷物が入っていないか確認してください。
小さなおもちゃ、ペットボトル、買い物袋の持ち手などが入り込んでいると、シートを正常な位置へ戻しにくくなる可能性があります。
また、シートベルトを挟み込まないことも大切です。
座席へ戻したあとは、シートを軽く確認して確実に固定されていることを確認してから乗車しましょう。
特にチャイルドシートを取り付ける場合は、車両側だけでなくチャイルドシート側の取扱説明書も必ず確認してください。
家族5人での3列目の使い方
アルファードの3列目が一番活躍するのは、やはり家族で使う場面かなと思います。ただ、買い物と旅行では必要な荷室が全然違います。
そこで、普段使い・旅行・送迎に分けて考えてみます。
普段の買い物は片側収納
スーパーやショッピングモールへ行く程度なら、3列目の片側収納で困ることは比較的少ないです。
片側に人が座れる状態を残しながら、反対側へ買い物袋や日用品を置けます。
ただ、買い物袋をそのまま荷室へ置くと、カーブやブレーキで倒れることがあります。
食品や小物が多い家庭なら、折りたたみ式の収納ボックスを1つ置いておくと便利ですよ。必要ないときに小さくできるタイプなら、荷室を圧迫しにくいです。
また、重たい荷物はできるだけ低い位置へ置き、走行中に動かないようにしてください。
旅行は荷物から配置を決める
家族旅行になると、普段の買い物とは荷物量が変わります。
スーツケース、子どもの着替え、ベビーカー、飲み物、お土産などが増えてくると、3列目をどうするかがかなり重要です。
おすすめなのは、出発当日に考えるのではなく、旅行前に「何人がどこへ座るか」を決めて一度荷物を仮置きしてみることです。
3列目を使う必要がなければ両側を収納。1席だけ必要なら片側収納。6人以上なら3列目を使ったうえで、荷物のサイズや個数を減らします。
大きなスーツケースを1個使うより、中型バッグへ分けたほうがシートの隙間を使いやすい場合もあります。
「全部荷室へ入れる」と考えず、床下収納や足元など、安全に置ける場所を使い分けるのも一つの方法です。
チャイルドシート使用時は別
小さな子どもがいる家庭では、大人だけで乗る場合よりシート配置の自由度が下がります。
我が家も子ども3人がチャイルドシートを使うため、3列目を完全に荷室として使える場面は多くありません。

アルファードの2列目と3列目に、ベビーシートやチャイルドシートを3台設置した車内。
そのため私の場合は、まず子どもが安全に座れる位置を優先し、その残りを荷物スペースとして考えています。
子どもが小さい時期は「荷室を最大にする」より「必要な座席を確保したあとで、どこまで荷室を作れるか」で考えたほうが現実的です。
ヒロチャイルドシートを設置できる座席や固定方法は、車両の年式・グレード・チャイルドシートの種類で異なります。安全に関わる部分なので、必ず車両とチャイルドシート双方の取扱説明書を確認し、判断に迷う場合は販売店やメーカーへ相談してください。
2列目と3列目の使い分け
アルファードでは、3列目だけを見るのではなくセカンドシートまで含めて考えると、さらに使いやすくなります。
二列目の快適性を優先する日と、荷室を優先する日を分けて考えてみましょう。
セカンドシートを動かす
アルファードの二列目は、後ろへ下げるほど足元に余裕ができます。
ただし、その状態を基準にしてしまうと、3列目に座る人や荷室へ使えるスペースが少なくなります。
短時間の移動なら二列目を少し前へ。長距離移動なら二列目の快適性も残しながら3列目との間隔を調整する、といった使い分けがおすすめです。
特にセカンドシートに子どもが座る場合、大人ほど大きな足元スペースを必要としないこともあります。
そこで少しだけ前へ動かすと、後方へ使える空間が増えます。
もちろんチャイルドシートを使用している場合は、取付状態や車両との適合を優先してください。
7人乗りと8人乗りでも違う
現行40系アルファードでは、7人乗りの二列目に独立したシートを採用する仕様があり、8人乗りでは二列目がベンチタイプになる仕様があります。
そのため、同じアルファードでも二列目から3列目への移動方法や荷物の置き方は変わります。
7人乗りタイプでは、独立したセカンドシートの間を使えるため、3列目への移動がしやすい場面があります。
一方で8人乗りは乗車人数を確保しやすい反面、二列目そのものを荷物スペースとして使う場合の感覚が変わってきます。
購入前なら「何人乗れるか」だけでなく、普段何人で乗るのか、3列目をどのくらい使うのかまで考えて選ぶと失敗しにくいですよ。
用途別に配置を変える
私なら、シート配置は次のように考えます。
| 使用場面 | 3列目 | 二列目 | 考え方 |
|---|---|---|---|
| 普段の買い物 | 片側収納 | 通常位置 | 人と荷物を両立 |
| 家族旅行 | 人数に合わせる | 少し前寄り | 荷室にも長さを残す |
| 大人数の送迎 | 左右使用 | 乗り降り優先 | 荷物は小さくまとめる |
| 大きな荷物を積む日 | 左右収納 | 必要に応じて前へ | 荷室の床面を広く使う |
シート位置に正解が一つあるわけではありません。
買い物、旅行、送迎、レジャーで毎回変えていいんです。それがアルファードの室内を無駄なく使う方法かなと思います。
荷室を広く使うコツ
3列目を収納しただけでも荷室は広がりますが、床下や収納用品まで使うとさらに便利になります。
特に家族で使う場合は、小物と大きな荷物を分けて積むのがおすすめです。
床下収納を活用する
30系後期アルファードには荷室床下にも収納スペースがあります。
毎日使わない物を床下へ入れておけば、普段の荷室を空けておけます。


30系後期アルファードの床下収納。荷室の床下には、子どもの水遊び用品や小物をまとめて収納できます。
我が家では、子どもの遊び道具などを入れる場所として使えます。
レジャーシート、袋類、タオルなど、常に車へ積んでおきたいけれど荷室へ出しておく必要がない物との相性がいいですね。
床下へ入る物を先に移しておくと、ベビーカーやスーツケースなど大きな荷物を置くスペースを残せます。
重い荷物は低い位置へ置く
荷室を広く使おうとすると、どうしても荷物を上へ積み上げたくなります。
しかし、高く積みすぎると後方視界を遮るだけでなく、急ブレーキ時などに荷物が動く危険があります。
重たい物は床面へ。軽い物はその上へ置き、必要に応じてネットや固定用品を使いましょう。
また、バックドアを開けた瞬間に荷物が落ちてこない積み方も大切です。
荷室は「入るだけ積む」のではなく、走行中に動かないところまで考えて完成です。特に子どもを乗せる家庭では、車内へ荷物が飛び出さないようにしておきたいですね。
収納用品は用途で選ぶ
荷室用品を追加するなら、たくさん買うより「今困っていること」を解消できる物から選ぶのがおすすめです。
例えば40系で、荷物が後ろへ動くのを抑えたいならラゲッジネットが候補になります。
40系用ラゲッジネット
小さなバッグや荷物のズレを抑えたい場合に使いやすい用品です。適合する年式・グレードは購入前に商品ページで確認してください。
買い物袋、小物、洗車用品などをまとめたいなら、トランクボックスも使いやすいです。
使わないときにコンパクトにできるタイプなら、大きな荷物を積むときにも邪魔になりにくいでしょう。
折りたたみ式トランクボックス
細かな荷物を一カ所へまとめておきたい人向けです。実際の設置スペースと商品の寸法を確認して選んでください。
3列目を頻繁に動かす家庭では、固定してしまう大型収納より、簡単に移動できる用品のほうが使いやすいかなと思います。
30系と40系の3列目
30系と40系では基本的に3列目を使ったり収納したりできますが、シート構造や操作方法は同じではありません。
中古の30系を検討している人と、現行40系を検討している人では確認するポイントを分けて考えましょう。
30系は片側収納が便利
私が所有している30系後期では、3列目を片側だけ跳ね上げる使い方がかなり役立っています。
実際にベビーカーや子ども用自転車を積んでみると、写真のように座席を残しながら荷物スペースを作れます。
特に子育て中は、「今日は3列目を使わないから全部収納」という日ばかりではありません。
だからこそ、片側だけ動かせることに意味があります。
30系後期そのものの全長や車幅、室内サイズを確認したい方は、30系後期アルファードのサイズを解説した記事も参考にしてください。
40系は2位置で跳ね上げ可能
現行40系では、トヨタ公式で「5:5分割2ポジションスペースアップシート」と案内されています。
サードシートを左右へ跳ね上げられるだけでなく、ニュートラル位置と最後方位置の2カ所で跳ね上げられる仕組みです。
これによって、セカンドシートを後方へ使いながら荷室を広げる選択肢が増えています。
40系では二列目の快適性を重視している人も多いと思うので、後席と荷室を両立したい場合に便利な仕組みですね。
詳しいサードシートの操作方法は、トヨタ公式のアルファード室内空間ページや車両の取扱説明書をご確認ください。
40系の全長・全幅・室内寸法については、40系アルファードのサイズを解説した記事でも詳しく紹介しています。
シート構造や操作手順は世代・グレード・仕様によって異なります。この記事の内容は使い方を考えるための参考として、実際に操作するときは必ず所有車の取扱説明書とトヨタ公式情報をご確認ください。
3列目に関するよくある質問
最後に、アルファードの3列目や二列目、荷室についてよく気になるポイントをまとめます。
アルファード3列目のよくある質問(FAQ)
Q1. アルファードの3列目は片側だけ収納できますか?
A. はい。左右を分けて使える仕様なら、片側を座席として残し、反対側を跳ね上げて荷室として使えます。私も30系後期でこの使い方をしています。年式や仕様によって操作方法が異なるため、実車の取扱説明書を確認してください。
Q2. 3列目を使ったままベビーカーは積めますか?
A. ベビーカーのサイズによりますが、3列目を片側収納すると積みやすくなります。我が家の30系後期では、3列目の座席を片側残した状態でも折りたたみ式ベビーカーを積めています。購入前や旅行前に実際の荷物サイズで確認するのが確実です。
Q3. 二列目を後ろへ下げても荷室を広げられますか?
A. シート位置によって荷室とのバランスは変わります。現行40系ではサードシートを2カ所の位置で跳ね上げられる仕様があり、セカンドシートを後方へ使いながら荷室を広げることもできます。詳しい位置や操作方法はトヨタ公式情報をご確認ください。
Q4. チャイルドシート3台と荷物は両立できますか?
A. シート配置と荷物量によります。我が家では子ども3人がチャイルドシートを使っているため、3列目も使いながら片側収納で荷室を確保しています。ただしチャイルドシートの設置可否や固定方法は製品と車両によって異なるので、双方の取扱説明書を必ず確認してください。
Q5. 3列目を収納したまま走行しても大丈夫ですか?
A. 車両で指定された方法でサードシートを収納し、確実に固定されていれば荷室として使用できます。固定が不十分な状態で走行せず、荷物も動かないようにしてください。正確な収納方法と注意事項は所有車の取扱説明書をご確認ください。
まとめ
アルファードの3列目は、ただ人を乗せるための座席ではありません。
常用する、片側だけ収納する、左右とも収納する。この3パターンを使い分けることで、同じアルファードでも荷室の使いやすさはかなり変わります。
私のように子ども3人がいてチャイルドシートを使う家庭では、3列目を完全に収納できない場面もあります。
そんなときは、3列目の片側収納+セカンドシートの位置調整+床下収納を組み合わせると、限られた荷室を使いやすくできます。
- 大人数なら3列目を左右とも使う
- 家族5人なら片側収納も検討する
- 大きな荷物の日は両側収納を使う
- 二列目の位置も一緒に調整する
- 床下収納や収納用品も活用する
アルファードは、座席を固定して使うよりも、その日の人数と荷物に合わせて変えたほうが便利な車です。
あなたの家庭でも、旅行・送迎・買い物で同じシート配置を使い続けていないでしょうか。
一度3列目と二列目の位置を変えてみると、「こんなに積みやすかったんだ」と感じるかもしれませんよ。






