こんにちは、アルファード専門ガイドのヒロです。
アルファードを購入するとき、「自動車税はいくらかかる?」「重量税は車が重いほど高い?」「30系と40系で税金は違う?」と気になりますよね。
私も白い30系後期アルファードに乗っていますが、毎年の自動車税に加えて、ガソリン代や車検代まで重なると、それなりの負担だなと感じます。特に私のように車が欠かせない地域で暮らしていると、車の維持費は家計から切り離せません。
ただ、アルファードの税金は「車が大きいから一律で高い」というわけではありません。自動車税は主に排気量、自動車重量税は車両重量や登録時期、環境性能によって変わります。
さらに2026年度は税制にも変更があるため、古い記事に書かれた税額をそのまま当てはめないことも大切です。
アルファードの税金はいくら
最初に、アルファードに関係する税金の全体像を見ておきましょう。
この記事で特に重要なのは、毎年負担する自動車税と、新車登録や車検時に支払う自動車重量税です。
自動車税と重量税は別物
名前が似ているので混同しやすいですが、計算方法も支払う時期も違います。
| 税金 | 主な基準 | 支払うタイミング |
|---|---|---|
| 自動車税 | 総排気量 | 原則として毎年度 |
| 自動車重量税 | 車両重量・経過年数・環境性能 | 新車登録・車検時 |
例えば現行40系アルファードは、ガソリン車が2,493cc、HEV・PHEVが2,487ccです。いずれも税区分では2.0L超~2.5L以下に入ります。
そのため、標準税率で考えると自動車税は年43,500円です。
2026年の現行40系は、通常の自動車税なら年43,500円が基本。ただしPHEVはグリーン化特例の条件を満たす場合、登録翌年度の税額が軽減されます。
なお、2026年4月から、従来の「自動車税種別割」は「自動車税」という名称になっています。過去の記事や書類では自動車税種別割と書かれている場合がありますが、この記事では分かりやすく「自動車税」と表記します。
自動車税を年式別に確認
アルファードの自動車税を見るときに大切なのが、年式だけでなくエンジンの排気量と初度登録年月です。
特に30系は2019年10月をまたいで販売されているため、同じ2.5Lでも初度登録時期によって標準税額が違います。
40系は年43,500円が基本
2023年に登場した40系アルファードは、現行2026年モデルを含め、国内仕様では約2.5Lのパワートレインが中心です。
| 40系 | 排気量 | 標準の自動車税 |
|---|---|---|
| 2.5Lガソリン | 2,493cc | 43,500円 |
| 2.5L HEV | 2,487cc | 43,500円 |
| 2.5L PHEV | 2,487cc | 43,500円 |
排気量だけを見ると、ガソリン、HEV、PHEVで基本となる税率は同じです。
ただしPHEVはグリーン化特例の対象となり、条件を満たして新車登録した場合は翌年度の自動車税が概ね75%軽減され、43,500円から11,000円程度になります。
一方、通常のHEVは2026年時点の自家用乗用車に対するグリーン化特例ではPHEVと同じ扱いではありません。ハイブリッドだから毎年の自動車税が安い、とは考えないようにしましょう。
30系は登録時期で変わる
30系アルファードは2015年に登場し、2.5Lと3.5Lのガソリン車、2.5Lハイブリッドなどが販売されました。
ここで注意したいのが2019年10月1日の税率変更です。2019年10月1日以降に初回新規登録された自家用乗用車は、それ以前より自動車税の標準税率が引き下げられています。
| 30系 | 2019年9月以前登録 | 2019年10月以降登録 |
|---|---|---|
| 2.5L | 45,000円 | 43,500円 |
| 3.5L | 58,000円 | 57,000円 |
つまり同じ30系後期2.5Lでも、初度登録が2019年9月以前なら標準税率は45,000円、2019年10月以降なら43,500円です。
車の型式だけではなく、車検証に記載されている初度登録年月を見ることが大切です。

ヒロ20系は13年経過に注意
2008年に登場した20系では、主に2.4Lと3.5Lが設定されています。
2019年9月以前に登録された車なので、標準税率は2.4Lが45,000円、3.5Lが58,000円です。
ただし2026年度は、古いガソリン車で初回新規登録から13年を超えた車に概ね15%の重課が適用されます。
2026年度の場合、ガソリン車では2013年3月31日以前に初回新規登録された車が重課対象となります。
| 20系ガソリン | 通常税額 | 13年超の税額 |
|---|---|---|
| 2.4L | 45,000円 | 51,700円 |
| 3.5L | 58,000円 | 66,700円 |
例えば初期の20系2.4Lガソリン車なら、45,000円ではなく51,700円になっているケースがあります。
一方、ガソリンを燃料とするハイブリッド車は、自動車税の13年経過による重課の対象外です。同じ20系でもガソリン車とハイブリッド車で扱いが変わる点には注意してください。
13年という基準は単純に「2013年式なら全部同じ」という意味ではありません。初度登録年月によって重課が始まる年度が変わるため、車検証とその年度の自治体の税率表を確認してください。
10系は重課対象が多い
初代10系アルファードは2002年から2008年に販売され、主に2.4Lと3.0Lが設定されていました。
| 10系ガソリン | 通常税額 | 13年超の税額 |
|---|---|---|
| 2.4L | 45,000円 | 51,700円 |
| 3.0L | 51,000円 | 58,600円 |
2026年時点では10系ガソリン車の多くが13年を大きく超えているため、基本的には重課を意識しておく必要があります。
2.4Lなら年51,700円、3.0Lなら年58,600円が一つの目安です。
長く乗るほど車両価格の負担は小さくなりますが、税金や修理、消耗品にかかる費用は増えてくる可能性があります。中古の10系や20系を安く購入する場合は、購入価格だけで判断しない方がいいでしょう。
重量税は車両重量で決まる
アルファードで少しややこしいのが自動車重量税です。
自動車税は排気量を見るのに対して、自動車重量税は乗用車の場合、基本的に車両重量を基準にします。
総重量ではなく車両重量を見る
検索していると「アルファードの総重量は何kg?」という疑問も出てきます。
ここで覚えておきたいのが、自動車重量税の区分を確認するときは、乗用車では車両総重量ではなく車両重量を見るということです。
車両重量は、燃料や冷却水などを含み、乗員や荷物を積んでいない状態に近い車の重さです。一方の車両総重量は、乗員などを含めた状態を想定した数値なので別物になります。
アルファードのサイズや重量を調べると「車両重量」と「車両総重量」の両方が出てきます。税金を確認するときは項目名まで見てください。
歴代アルファードのボディサイズについては、アルファードの歴代サイズ比較でも10系から40系まで詳しく紹介しています。
2tと2.5tで税額が変わる
2026年5月1日以降の継続検査時における、自家用乗用車の代表的な自動車重量税は次のとおりです。
| 車両重量 | エコカー本則 | 通常 | 13年経過 | 18年経過 |
|---|---|---|---|---|
| ~2.0t | 20,000円 | 32,800円 | 45,600円 | 50,400円 |
| ~2.5t | 25,000円 | 41,000円 | 57,000円 | 63,000円 |
表は2年分の税額です。
例えばエコカー減税などが適用されない2.5t以下の車なら、通常の継続車検では41,000円。13年経過すると57,000円、18年経過では63,000円となります。
重量税は毎年請求されるものではなく、一般的には車検などのタイミングでまとめて支払うため、月々の家計だけを見ていると忘れやすい費用です。
40系の新車重量税
現行40系アルファードの車両重量は、2026年モデルではおおむね2.06~2.47tです。そのため、多くの仕様が自動車重量税では2.5t以下の区分に入ります。


新車新規登録時にエコカー減税が適用されない2.5t以下の自家用乗用車なら、自動車重量税は3年分で61,500円が基準になります。
ただし、現行アルファードのHEVやPHEVにはエコカー減税の対象となる仕様があります。
| 2026年モデル例 | 新車時の重量税 |
|---|---|
| G HEV | 免税となる仕様あり |
| Z HEV | 75%軽減で約9,300円の仕様あり |
| Executive Lounge HEV | 免税となる仕様あり |
| Z PHEV | 免税となる仕様あり |
| Executive Lounge PHEV | 免税となる仕様あり |
例えばトヨタが2026年モデルで案内している試算では、G HEVやExecutive Lounge HEV、PHEVなどで新車登録時の重量税が免税となる仕様があります。一方、Z HEVでは75%軽減となる仕様があります。
グレードだけでなく駆動方式や登録時期などで制度の適用条件が変わる可能性があるため、契約時にはトヨタ公式の減税情報と販売店の見積書を照らし合わせてください。
40系の車体寸法や車両重量を確認したい方は、40系アルファードの全長・全幅・全高も参考にしてください。
年数が古いほど税金は上がる
中古アルファードを検討しているなら、「古くなったら税金はどのくらい上がるのか」も気になるところです。
ここでは自動車税と重量税を分けて考える必要があります。
ガソリン車は13年で重課
自動車税では、ガソリン車やLPG車は初回新規登録から13年を超えると、原則として税率が概ね15%高くなります。
アルファードで2026年度に影響が大きいのは10系と一部の20系です。
一方、30系は2015年以降のモデルなので、2026年度時点では通常のガソリン車でもまだ13年には達していません。
また、ガソリンを燃料とするハイブリッド自動車は、この自動車税の重課から除外されています。
重量税は18年でも変わる
自動車重量税では、エコカー以外の車について13年経過と18年経過という区分があります。
2.5t以下なら、継続車検2年分の代表的な税額は通常41,000円、13年経過57,000円、18年経過63,000円です。
つまり古いアルファードでは、自動車税だけでなく重量税にも経過年数が影響します。
10系などを中古で購入するときに車両価格が安くても、税金、車検、タイヤ、足回り、電装品などを含めると年間負担が想像以上になることがあります。
重量税の「13年経過」「18年経過」は検査を受ける時期によって判定されます。年式だけで自己判断せず、車検証の初度登録年月と最新の国土交通省の税額表を確認してください。
税金を確認する方法
アルファードの税金を正確に知るなら、ネット上の「○系はいくら」という情報だけを見るより、購入予定車の車検証や見積書を確認する方が早くて確実です。
車検証で確認する項目
まず確認したいのは、初度登録年月、総排気量、車両重量、燃料の種類です。
自動車税なら総排気量と初度登録年月、自動車重量税なら車両重量と経過年数が大きく関係します。
特に中古アルファードでは、同じ「30系2.5L」と書かれていても、2019年9月以前と10月以降の登録車では自動車税の標準税率が異なります。
また、オプションや仕様によって車両重量が変わることもあるため、カタログ上の代表値だけで判断するより実車の車検証を見るのがおすすめです。
支払う時期も考えておく
自動車税は毎年度発生するので分かりやすいのですが、重量税は車検時などにまとめて支払います。
そのため、「年間で見ると大した金額ではない」と思っていても、車検、自賠責、整備、タイヤ交換などと同じ時期に支払いが重なると負担感はかなり変わります。
例えば2.5t以下のエコカー減税対象外であれば、通常の継続車検時の重量税は2年分41,000円です。年換算すると約20,500円ですが、実際には毎年20,500円ずつ払うわけではありません。
家計では年換算して積み立て、実際の支払い時期は車検月で確認する。この考え方が分かりやすいかなと思います。
購入時は総額で考える
新車では車両本体価格だけでなく、税金、自賠責、登録費用、リサイクル料金、オプションなどが加わります。
現行アルファードは税制優遇を受けられるHEVやPHEVもありますが、それだけでグレードを決める必要はありません。
例えば数万円の税金の差より、車両価格が数十万円、100万円単位で違うこともあります。
現行モデルの車両本体価格と諸費用については、アルファードの新車価格と乗り出し総額でも紹介しています。
税金だけで維持費を決めない
アルファードの維持費を考えるとき、税金は確かに無視できません。ただ、実際に所有していると、税金以外の支出もかなり大きいと感じます。
燃料代の影響も大きい
私の30系後期2.5Lガソリン車は、これまでの平均燃費が7.9km/Lほどです。
自動車税は毎年決まった時期に来るので「高いな」と分かりやすいのですが、年間で見るとガソリン代もかなり大きな金額になります。
特に私の住んでいるような車移動が欠かせない地域では、買い物、送迎、休日のお出かけなどで自然と走行距離が増えます。
そうなると、43,500円や45,000円という自動車税の差だけを比べても、家計全体の負担は分かりません。
ガソリン車とHEVの燃料代まで比べたい場合は、アルファードのガソリンとハイブリッドの燃費比較も合わせて確認してみてください。
中古車は安さだけで決めない
10系や20系は中古車価格がかなり下がっている車もあります。
「これならアルファードに安く乗れる」と感じるかもしれません。ただ、13年・18年を超えた車では税負担が増える可能性があり、さらに整備費や部品交換も考える必要があります。
逆に30系や40系は車両価格が高いものの、経過年数による重課はまだ先です。
どちらが得かは車両価格だけでは判断できません。購入価格、税金、燃料代、保険、車検、消耗品、今後何年乗る予定なのかまで見た方が失敗しにくいでしょう。



税金で確認したい注意点
ここまで税額を紹介しましたが、実際の納税額はすべてのアルファードで同じになるわけではありません。
グレードだけでは決まらない
アルファードの税金は、車名やグレード名だけで決めるものではありません。
自動車税なら排気量、登録時期、環境性能、自動車重量税なら車両重量、登録年月、経過年数、エコカー減税の対象状況などを確認します。
中古車販売店の掲載ページに書かれている年式だけでは判断しきれない場合もあります。
契約前に見積書へ記載される税額を確認し、不明な場合は販売店に「この車両の自動車税と次回車検時の重量税はいくらになる予定ですか」と確認しておくと分かりやすいですよ。
制度変更にも注意する
自動車関連の税制度は固定されたものではありません。
2026年度にも自動車税の名称変更や環境性能割の廃止、エコカー減税制度の見直しなどが行われています。
特にHEVやPHEVの購入では、登録時期が変わることで適用条件が変わる可能性があります。
この記事の税額は2026年9月時点で確認できる制度を基準にしています。正確な情報は国土交通省、各都道府県、トヨタ公式サイト、購入予定の販売店で確認してください。税金や購入契約で判断に迷う場合は、販売店や税務窓口などの専門家へ相談してください。
アルファードの税金に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 40系アルファードの自動車税はいくらですか?
A. 現行40系の2.5Lガソリン、HEV、PHEVは、通常の標準税率では年43,500円です。ただしPHEVはグリーン化特例の条件を満たすと、登録翌年度が概ね75%軽減され約11,000円となる場合があります。
Q2. 30系アルファードの自動車税はいくらですか?
A. 2.5Lの場合、2019年9月以前の初回新規登録なら標準税率45,000円、2019年10月以降なら43,500円です。3.5Lは同じ条件で58,000円または57,000円となります。実車の初度登録年月を確認してください。
Q3. アルファードは13年経つと税金が高くなりますか?
A. ガソリン車は初回新規登録から13年を超えると、自動車税が原則として概ね15%重課されます。自動車重量税にも13年・18年経過の区分があります。ただしガソリンハイブリッド車は自動車税の13年重課対象外です。
Q4. アルファードの重量税は総重量で決まりますか?
A. 自家用乗用車の自動車重量税では、基本的に車検証の「車両重量」を確認します。「車両総重量」とは別の項目です。アルファードは仕様によって重量が異なるため、購入予定車の車検証や主要諸元表を確認してください。
Q5. ハイブリッドなら税金は安くなりますか?
A. 必ずしも毎年の自動車税が安くなるわけではありません。現行HEVの標準自動車税は2.5L区分の43,500円です。一方、重量税ではエコカー減税を受けられる仕様があります。PHEVは条件を満たせば登録翌年度の自動車税も軽減されるため、HEVとPHEVを分けて考えてください。
アルファードの税金まとめ
アルファードの税金は、「アルファードだから○万円」と一つの数字で決めることはできません。
- 現行40系2.5Lの自動車税は通常43,500円
- 30系は2019年10月を境に標準税率が変わる
- 20系や10系のガソリン車は13年超の重課に注意する
- 自動車重量税は車両総重量ではなく車両重量を確認する
- 2.5t以下の通常重量税は継続車検2年で41,000円が基準
- 13年・18年経過すると重量税も上がる場合がある
- HEVやPHEVは登録時期と仕様によって減税を受けられる
私も30系後期アルファードに乗っていますが、車体が大きいだけに税金やガソリン代などの維持費はやはり気になります。
だからこそ購入前には、自動車税だけを見るのではなく、重量税、車検、燃料代、保険、タイヤなどを年間費用として考えておくのがおすすめです。
そして中古車なら初度登録年月、新車なら登録時点のエコカー減税まで確認しておきましょう。
税額は排気量・車両重量・登録時期・環境性能によって変わります。最終的には購入予定車の車検証や見積書をもとに、最新の公式情報で確認してください。







