こんにちは、アルファード専門ガイドのヒロです。
アルファードとヴェルファイアの中古車を見ていると、「結局どっちが高い?」「売るときのリセールまで考えたらどっちを選ぶべき?」と迷いますよね。
私も中古の30系後期アルファードを購入するとき、ヴェルファイアと比較しました。価格や装備も見ましたが、最終的にはアルファードのフロントデザインのほうが自分にはかっこよく見えて、アルファードを選んでいます。
ただ、中古価格やリセールを比べる場合は、単純に「アルファードだから高い」「ヴェルファイアだから得」と考えるのはおすすめしません。
世代・年式・グレード・走行距離・装備・市場在庫まで条件をそろえて比較することが大切です。
この記事では、30系後期アルファードを実際に中古で購入した私の目線も交えながら、アルファードとヴェルファイアの中古価格とリセールの見方を分かりやすく解説します。
中古車価格・リセールについて
中古車価格や査定額は日々変動します。この記事で紹介する価格や相場は特定時点の市場情報をもとにした目安です。実際に購入・売却するときは、最新の中古在庫や査定額を必ず確認してください。
中古価格はどっちが高い
アルファードとヴェルファイアの中古価格を比較するとき、最初に知っておきたいのが、表示されている金額だけでは優劣を判断できないということです。
特に現行40系では、アルファードとヴェルファイアで新車時のグレード構成や価格の入口が違います。
そのため、中古車サイトを眺めただけではヴェルファイアのほうが高く見える場面もあります。
40系は新車価格から違う
2026年モデルでは、アルファードのメーカー希望小売価格がおおむね約560万~1,070万円なのに対して、ヴェルファイアは約675万~1,090万円が目安です。
つまり、ヴェルファイアはそもそも新車価格のスタート地点が高めです。
中古車価格がアルファードより高かったとしても、それだけで「ヴェルファイアのリセールのほうが高い」とは言えません。
| 比較項目 | アルファード | ヴェルファイア |
|---|---|---|
| 40系の新車価格帯 | 約560万~1,070万円 | 約675万~1,090万円 |
| 主な仕様 | 2.5Lガソリン・HEV・PHEV | 2.4Lターボ・HEV・PHEV |
| 中古価格を見るポイント | GやZなどグレード差を確認 | Z Premierなど仕様を確認 |
| 比較方法 | 同年式・近いグレード・走行距離・装備で比較する | |
2026年8月21日時点では、2026年式アルファードの中古掲載価格に約519.8万~845万円という幅が確認されています。
同じ年式でも、グレードやオプション、走行距離によって数百万円の差が出るわけです。
車種名だけで比べるより「その1台がどんな仕様なのか」を見ることが大切です。
30系は価格差がさらに大きい
30系になると2015年の登場から年数が経っているため、40系以上に中古価格の幅が広がります。
同じ30系でも前期と後期がありますし、2.5Lと3.5L、ガソリンとハイブリッド、2WDと4WD、標準ボディとエアロ系など条件はさまざまです。
走行距離3万kmの後期モデルと、走行距離10万kmを超えた前期モデルを比べても、アルファードとヴェルファイアの車種差を正しく判断できません。

私が中古で購入した30系後期アルファード。中古車選びでは年式だけでなく、グレードや装備、状態まで確認しました。
私は30系後期アルファードを所有していますが、中古車を探したときも「30系だからこのくらい」と一括りにはできませんでした。
装備や状態が違えば、同じアルファードでも候補車の価格はかなり変わります。
掲載価格と査定額は別物
中古車サイトに掲載されている価格は、これから中古車を買う人に提示されている価格です。
一方、リセールを考えるときに見るのは、自分の車を売ったときの査定額。この2つは同じではありません。
中古車販売価格には販売店側の利益、保証、整備、商品化なども含まれます。
そのため、中古車販売価格が700万円だから、自分が所有している同じ車も700万円で買い取ってもらえるわけではありません。
中古車価格と買取価格は分けて考える
中古車価格は「購入する側の価格」、買取価格は「売却する側の価格」です。アルファードとヴェルファイアのリセールを比較するときは、この違いを理解しておきましょう。
リセールはどっちが高い
「アルファードとヴェルファイアはどっちがリセールで有利?」という疑問も多いですよね。
ただ、私は車名だけで答えを決めないほうがいいと思っています。
リセールは購入価格、グレード、パワートレイン、年式、走行距離、ボディカラー、装備、国内外の需要など複数の条件で変わるからです。
車名だけでは判断できない
例えば、700万円で購入した車が3年後に600万円で売れたケースと、600万円で購入した車が3年後に540万円で売れたケースを考えてみます。
| ケース | 購入価格 | 売却価格 | 値下がり額 |
|---|---|---|---|
| A | 700万円 | 600万円 | 100万円 |
| B | 600万円 | 540万円 | 60万円 |
売却価格だけを見るとAの600万円が高いですよね。
しかし、購入時からの値下がり額を見ると、Aは100万円、Bは60万円です。
そのため私は、「いくらで売れるか」だけではなく「いくらで買って、いくらで売れるのか」を見ることをおすすめします。
40系はグレード差を見る
40系アルファードでは、2026年時点の複数の査定データで、ガソリンZの2WDが高い残価率を示した例があります。
ただし、現在の傾向が3年後や5年後まで続く保証はありません。
40系が登場した直後には新車供給が少なく、中古車に大きなプレミア価格が付いた時期もありました。
2023年10月ごろにはアルファード・ヴェルファイアの中古平均総額が1,000万円を超える局面もありましたが、その後は新車供給とともに過熱感が薄れています。
2025年5月には40系アルファードの中古平均価格が775.7万円まで下がったデータもあります。
現在の高いリセール率を、そのまま将来の査定額として考えないことが大切です。
ヴェルファイアも条件次第
40系ヴェルファイアはアルファードと基本的なプラットフォームや室内寸法を共有していますが、2.4Lターボを設定し、走りの味付けにも違いがあります。
また、ヴェルファイアは価格帯の高いグレードが中心なので、中古車の掲載金額そのものは高くなりやすいです。
ただ、新車価格も高いため、「中古価格が高い=値落ちが少ない」ではありません。
アルファードと比較するときは、新車時の価格まで含めて残価率を見る必要があります。
残価率だけにこだわらない
リセール比較では「残価率90%」などの数字が目立ちますが、その数字だけで車を選ぶと、本当に欲しかった仕様から離れてしまうことがあります。
例えば、ガソリン車の残価率が高かったとしても、年間走行距離が多い人ならハイブリッドの燃料代メリットが大きくなるかもしれません。
購入価格、燃料費、保険、税金、メンテナンス、最終的な売却額まで考えると、残価率だけでは見えない差があります。
ヒロリセールはもちろん大事ですが、数年間乗る車なら「売る日の価格」だけではなく、乗っている間の満足度も含めて選ぶのがおすすめですよ。
中古車は同条件で比較する
アルファードとヴェルファイアの中古価格を比較するときは、検索結果の一番安い車同士を比べるのではなく、条件をできるだけ合わせます。
これだけでも、「アルファードのほうが高いと思っていたけど、実際には年式が新しかっただけ」という比較ミスを減らせます。
年式とグレードを合わせる
まず合わせたいのは年式とグレードです。
特に30系では前期と後期でフロントデザインや安全装備などが変わるため、同じ「30系」として価格を見ると差が大きくなります。
40系でも、アルファードのGとZ、Executive Loungeでは車両価格が大きく異なります。
| 確認項目 | 比較するときのポイント |
|---|---|
| 年式 | できるだけ同一年式で比較する |
| グレード | 新車価格が近い仕様を比較する |
| 走行距離 | 走行距離が大きく違う車は避ける |
| 駆動方式 | 2WD・4WD・E-Fourを確認する |
| 動力 | ガソリン・HEV・PHEVを分ける |
| 装備 | ムーンルーフや後席モニターなどを確認する |
| 車両状態 | 修復歴や内外装の状態を見る |
| 価格 | 車両本体ではなく支払総額を見る |
走行距離もそろえる
年式が同じでも、走行距離2万kmと8万kmの中古車では価格が違って当然です。
そのため、「アルファード500万円、ヴェルファイア450万円だからヴェルファイアが安い」と判断する前に走行距離を確認してください。
自分が何年間乗るのかも考えておきたいところです。
購入時にすでに走行距離が多い車は安く買える一方、売却するときにはさらに距離が伸びます。
装備の違いも確認する
アルファードやヴェルファイアでは、ムーンルーフ、後席モニター、デジタルインナーミラー、MODELLISTAエアロなどが付いた中古車も多く見つかります。
同じ年式・グレードでも装備内容が違えば、販売価格に差が出ます。
中古車の場合、欲しかった装備が最初から付いていて価格差が小さい車を選べるのは大きなメリットです。
ただし、「売るときに高くなりそう」という理由だけで、必要のない装備に大きなお金を払う必要はないでしょう。
30系と40系は分けて考える
中古でアルファードとヴェルファイアを検討するなら、30系と40系を同じ中古市場として比較しないことも大切です。
30系は中古在庫が豊富で価格の選択肢も広い一方、40系は比較的新しく、高年式車や低走行車が中心となります。
30系は予算に合わせやすい
30系は2015年から2023年まで販売された世代なので、年式や走行距離によって幅広い中古車があります。
特に後期型は現在でも見た目の古さを感じにくく、私自身も気に入って乗っています。
最新装備にこだわらず、購入価格とのバランスを取りたい人には候補にしやすい世代です。
一方で年数が経過している個体も増えているため、価格だけではなく整備記録や消耗品、電装品などの状態確認は欠かせません。
40系は相場変動も確認する
40系は2023年6月に登場しました。
登場直後は納車待ちの影響によって中古車価格が大きく上がりましたが、中古市場は少しずつ変化しています。
「40系だから買ってもほとんど値下がりしない」と決めつけるのは避けたほうがいいでしょう。


左が30系後期、右が40系アルファード。中古車では世代によって価格帯も大きく変わります。
30系と40系は別々に相場を見る
中古車市場では同じアルファードでも世代によって価格帯が大きく違います。アルファードとヴェルファイアを比べる場合も、まず世代をそろえてから比較しましょう。
私がアルファードを選んだ理由
価格やリセールをいろいろ比較してきましたが、私が中古車を買ったときの最後の決め手はかなりシンプルでした。
アルファードの顔のデザインのほうが、自分にはかっこよく見えたからです。
最後はデザインで決めた
アルファードとヴェルファイアは姉妹車なので、同世代なら基本的な室内空間や使い勝手に共通点があります。
そこで両方とも条件を満たしているなら、最後は見た目の好みで決めてもいいと思います。
中古車は新車とは違い、「この仕様を注文する」という買い方ではなく、そのとき市場にある車から選びます。
価格、走行距離、装備、状態が近い2台まで候補を絞ったら、最後は「毎日どちらを見たいか」で決めるのも立派な選び方です。
数年乗る満足感も大切
仮に数年後の査定額が10万円高くなるとしても、そのために自分があまり好きではないデザインの車へ数年間乗るのが正解とは限りません。
車は毎日の送迎や買い物、旅行などで何度も目にします。
私の場合はアルファードを選んだことで、今でも駐車場で見ると「こっちにして良かったな」と感じています。
あなたなら、アルファードとヴェルファイアを並べたとき、どちらに乗りたいと感じるでしょうか。
その感覚も中古車選びでは意外と大事ですよ。
どっちを選ぶのがおすすめ
アルファードとヴェルファイアのどちらが向いているかは、「中古価格」「リセール」「見た目」「走り」のどこを優先するかで変わります。
アルファードが向く人
アルファードは中古流通量が多く、年式やグレードを比較しながら候補を探したい人に向いています。
40系ではGからExecutive Loungeまで選択肢があり、30系中古まで含めれば予算の幅もかなり広がります。
また、私のようにアルファードらしい大きなフロントグリルのデザインが好みなら、それだけでも十分な理由です。
ヴェルファイアが向く人
ヴェルファイアは、アルファードとは違ったフロントデザインや、40系の2.4Lターボなどに魅力を感じる人に向いています。
特に40系は走りにも違いが設けられているため、単なる外観違いとして考えるより、自分の運転スタイルまで含めて比較したいところです。
ただ、中古価格だけを見ると高く感じるケースがあります。
新車時の価格設定も違うので、アルファードと比較するときは購入時の支払総額まで確認してください。
迷ったら同条件の2台まで絞る
年式・グレード・走行距離・装備・車両状態が近いアルファードとヴェルファイアを選び、最後に価格と好みを比べると判断しやすくなります。
売却まで考えて購入する
中古でアルファードやヴェルファイアを買うなら、購入するときから数年後の売却を少し意識しておくと、乗り換え時の選択肢が増えます。
とはいえ、将来の査定額を正確に予測することはできません。
だからこそ「高く売れそうな車を当てる」よりも、現在の相場を確認しながら購入するほうが現実的です。
今の買取相場を確認する
すでにアルファードやヴェルファイアを所有していて乗り換えを考えているなら、次の車を探す前に現在の査定額を知っておくと予算を決めやすくなります。
例えば下取りが350万円なのか450万円なのかで、次に選べる中古車の価格帯は大きく変わります。
アルファードの売却価格について詳しく知りたい方は、サイト内の買取相場の記事も参考にしてください。
一社だけで即決しない
車の買取価格は、査定する会社によって差が出ることがあります。
特にアルファードのように中古需要の大きい車では、販売ルートや在庫状況によって査定額が変わるケースがあります。
そこで最初の査定だけを基準にせず、現在の相場を把握してから売却先を決める方法がおすすめです。
中古車を買うために現在の愛車を売却する場合も、購入価格と売却価格をセットで考えると実際の乗り換え負担が見えやすくなります。
購入額との差を見る
最終的には「いくらで売れたか」よりも、購入から売却までに車両価格がどれだけ下がったかを見ると分かりやすいです。
例えば500万円で購入して400万円で売却できれば、車両価格だけで考えた値下がりは100万円です。
650万円で購入して500万円で売れた場合は、売却価格こそ高いものの値下がりは150万円となります。
この考え方なら、アルファードとヴェルファイアで購入価格が違っていても比較しやすくなります。
中古購入前に確認したい点
リセールばかりに目が向きがちですが、中古車では車両状態の確認が何より重要です。
安く買えても、購入後すぐに修理費がかかれば、結果として高い買い物になることがあります。
修復歴と整備記録を見る
まず確認したいのは修復歴や整備記録です。
年式や走行距離だけでは、その車がどのように扱われてきたかまでは分かりません。
定期点検の記録、消耗品の交換履歴、タイヤの状態、電装品の動作なども可能なら確認してください。
アルファードやヴェルファイアは電動スライドドアやパワーバックドアなど装備が多いため、実車確認ではボタン類も一通り動かしてみると安心です。
リコール実施状況を確認する
中古車では、過去のリコールやサービスキャンペーンが対象になっている可能性もあります。
40系だけでなく30系以前にも対象車両限定の対策例があります。
購入候補が決まったら、車台番号をもとに対策済みか販売店へ確認してください。
ネット上の口コミだけで「故障しやすい車」と判断するのではなく、メーカーが公開している情報を確認することが大切です。
車両価格より支払総額を見る
中古車サイトでは車両本体価格が目立ちますが、実際に必要になるのは諸費用を含めた支払総額です。
本体価格が10万円安くても、諸費用まで含めると別の車のほうが安くなることもあります。
中古相場やリセールは将来を保証するものではありません
相場は新車供給、為替、輸出需要、市場在庫、走行距離、事故歴などによって変動します。正確な車両価格・仕様・リコール情報はトヨタ公式サイトや販売店でご確認ください。購入や売却に関する最終的な判断は、販売店や買取事業者などにも相談したうえで行ってください。
中古価格とリセールFAQ
最後に、アルファードとヴェルファイアの中古価格やリセールについて気になりやすい疑問をまとめます。
中古価格とリセールのよくある質問
Q1. アルファードとヴェルファイアは中古でどっちが高いですか?
A. 一概には決められません。40系ヴェルファイアは新車時の価格帯が高めなので、中古掲載価格も高く見えやすい傾向があります。一方、30系では年式・グレード・走行距離による差が大きいため、同条件の車両同士で比べる必要があります。
Q2. リセールはアルファードとヴェルファイアのどっちが高いですか?
A. 車名だけでは判断できません。年式、グレード、パワートレイン、駆動方式、走行距離、装備などによって査定額が変わります。売却価格だけでなく、購入価格に対してどれだけ価値が残ったかを見るのがおすすめです。
Q3. 30系ならアルファードとヴェルファイアのどちらがおすすめですか?
A. 予算と状態が近い車なら、装備やデザインの好みで選んでもいいと思います。私自身は中古購入時に両車を比較し、最終的にフロントデザインが好みだった30系後期アルファードを選びました。
Q4. 40系の中古車は新車より高いですか?
A. 必ず高いわけではありません。40系登場直後には供給不足によって大きなプレミア価格が付いた時期がありましたが、その後は相場が変化しています。現在もグレードや装備によって価格差があるため、購入時点の新車価格と中古支払総額を比較してください。
Q5. ベルファイヤーとヴェルファイアは違う車ですか?
A. 「ベルファイヤー」と検索されることがありますが、トヨタの正式な車名は「ヴェルファイア」です。中古車の値段を検索するときも「ヴェルファイア 中古」など正式名称で探すと車両情報を見つけやすくなります。
中古価格とリセールまとめ
アルファードとヴェルファイアの中古価格とリセールを比較するときは、「結局どっちが高いのか」だけで判断しないことが大切です。
- 中古価格は年式・グレード・走行距離をそろえて比較する
- 40系ヴェルファイアは新車価格の入口も高いことを考慮する
- リセールは売却額だけでなく購入価格との差を見る
- 30系と40系では中古市場を分けて考える
- 装備や修復歴など車両ごとの状態も確認する
- 最後はデザインや使い方など自分の満足度も大切にする
私自身は中古のアルファードとヴェルファイアを比べ、最終的には見た目が好みだったアルファードを選びました。
今でも、その選択には満足しています。
同じ年式・同じような装備・近い走行距離まで条件を合わせ、そのうえで価格と査定額を比較する。
これが、アルファードとヴェルファイアの中古車選びで後悔を減らす、分かりやすい方法かなと思います。
中古車価格や査定相場は変動するため、購入・売却するタイミングでは最新の在庫価格や実際の査定額を確認してから判断してください。









